2012年1月30日月曜日

京浜商用地図

※リンク先は近代デジタルライブラリーとなります。
京浜商用地図

本文 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/951194


●概要
1913(大正2)年。131枚。東京勢至館。定価65銭。
一般向けの地番入り都市地図。東京と横浜を収録。
地名は読めるが、地番はなんとか読み取れる程度の画質。


●感想
発展前の東京郊外が楽しい地図です。
地図の合間の広告もなかなか面白いと思います。
建物や地形の記載は少ないですが、大正時代の一般向け地図としては見やすく、
縮尺もちょうど良いのではないでしょうか。



●目次
※旧字は新字で表記
1 表紙など
4 索引
16 索引図
17 イの一 ※橋場町あたり
18 広告
19 イの二 ※吉原あたり
20 広告
21 イの三 ※上野桜木あたり
22 広告
23 イの四 ※駒込あたり
24 広告
25 イの五 ※丸山町あたり
26 広告
27 イの六 ※大塚坂下町あたり
28 ロの一 ※向島あたり
29 広告
30 ロの二 ※浅草寺あたり
31 広告
32 ロの三 ※上野公園あたり
33 広告
34 ロの四 ※帝国大学・西片あたり
35 広告
36 ロの五 ※茗荷谷あたり
37 広告
38 ロの六 ※高田あたり
39 広告
40 ハの一 ※業平あたり
41 広告
42 ハの二 ※厩橋あたり
43-44 広告 
45 ハの三 ※御徒町あたり
46-47 広告
48 ハの四 ※春日あたり
49 広告
50 ハの五 ※神楽坂あたり
51 広告
52 ハの六 ※若松あたり
53 広告
54 ニの一 ※茅場町あたり
55-56 広告
57 ニの二 ※両国あたり
58-60 広告
61 ニの三 ※神田あたり
62-63 広告
64 ニの四 ※神保町あたり
65 広告
66 ニの五 ※市ヶ谷あたり
67 広告
68 ニの六 ※河田町あたり
69 広告
70 ホの一 ※石島あたり
71 広告
72 ホの二 ※清澄あたり
73-75 広告
76 ホの三 ※日本橋あたり
77-78 広告
79 ホの四 ※皇居あたり
80 広告
81 ホの五 ※平河町あたり
82 広告
83 ホの六 ※信濃町あたり
84 ヘの一 ※平井・洲崎あたり
85 広告
86 ヘの二 ※越中島あたり
87 広告
88 ヘの三 ※京橋・築地あたり
89-91 広告
92 ヘの四 ※日比谷公園あたり
93 広告
94 ヘの五 ※赤坂あたり
95 広告
96 ヘの六 ※青山あたり
97 広告
98 トの三 ※月島あたり
99 広告
100 トの四 ※愛宕あたり
101 広告
102 トの五 ※麻布あたり
103 広告
104 トの六 ※青山墓地あたり
105 広告
106 チの四 ※三田・田町あたり
107 広告
108 チの五 ※白金あたり
109 広告
110 リの五 ※高輪あたり
111 広告
112 リの六 ※品川あたり
113 亀戸あたり
114 巣鴨・千住
115 広告
116 内藤新宿・千駄ヶ谷
117 広告
118 渋谷
119 広告
120 渋谷(西)
121 大崎・南品川
122 広告
123 下の一・二 ※桜木町あたり
124 広告
125 下の三・四 ※横浜公園あたり
126 上の一・二 ※西戸部町あたり
127 上の三・四 ※南吉田町あたり
128 奥付
129 裏表紙など
以上

2012年1月29日日曜日

開成館模範日本地図


※リンク先は近代デジタルライブラリーとなります。
開成館模範日本地図

本文 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/960694

 
●概要
1919(大正8)年改訂版。89枚。東京開成館。定価80銭。
学校用の地図帳(旧制中学校、その他の学校向け)。
当時の日本の領土(台湾・樺太・朝鮮・南満州含む)をカバーしている。
英語の書き込みあり。地図の上が右になっているページが多い。
後半はほぼ目次。


●感想
何かを調べる資料としてはあまり使えませんが、
当時の教材としての地図帳を知るには良いでしょう。
ただし字が小さく、都市名を読み取るのはけっこう厳しいところもあります。
台湾・樺太・朝鮮・南満州があるあたりがやはり面白いと思います。
掲載順も台湾が先で北海道が後なんですね。


●目次
※旧字は新字で表記
1 表紙など
4 凡例
6 正誤表
9 目次
12 帝国と四隣
※以下、地図は露光量違いのため2枚ずつ同じ(濃→淡)。
※1枚目が濃くて見やすいが都市部拡大図や山岳部は2枚目のほうが良い。
13 大日本帝国
15 行政区画
16 関東地方(一)
18 関東地方(二) ※落書きあり
20 奥羽地方
23 中部地方
25 中部及近畿地方の一部 ※拡大図
27 近畿地方(一)
29 近畿地方(二)
31 中国地方
33 中国地方の一部及四国地方
35 九州地方(一)
37 九州地方(二)
39 九州地方(三) ※沖縄など
41 台湾
43 北海道
45 樺太 ※南樺太のみ
47 朝鮮及南満州
49 朝鮮南部
51 火山及火山脈 等温線 降水量 都会分布(人口)
52 軍備 ※落書きあり
53 国内交通線
54 旗章徴章及天気予報信号標類
55 日本地名索引 ※以降85まで
86 奥付
87 裏表紙など
以上

「近代デジタルライブラリー」使い方・補足

近代デジタルライブラリーの本文ページの基本的な操作方法はヘルプページがありますので、そちらをごらんください。


ここでは利用についての補足説明、より便利に使うためのコツを紹介します。


本文ページでは一枚ずつの画像しか表示されませんし、ページ指定でしか飛べないので、基本的には「サムネイル」で不要と思われるページ(表紙・遊び紙・説明・まえがきなど)を飛ばすといいと思います。

本の中に目次があっても、実際には「露光量違いのため重複撮影」となっていて複数枚の画像がある場合があり、「目次から考えて○ページ飛べばいい」とはなかなか計算できません。特に地図の場合はこれがやっかいです。

「書誌情報」ページに目次があるものとないものがあり、ある場合は大雑把に飛べます。どちらにしても細かい目次はありません。

ということで、よく使う資料は自分でインデックスをメモしておくのが今のところ最良ではないでしょうか。

右クリックから画像として保存はできますが、その時の表示範囲だけが保存されるので注意が必要です。



また仕様が変わったりしたら追記していきます。

「近代デジタルライブラリー・ひとくちメモ」の説明

このブログをご覧いただきありがとうございます。管理人のしかすけです。散策家と名乗って写真ブログをいくつか展開している者です。



近代デジタルライブラリー」は国立国会図書館が公開している図書閲覧サイトで、日本の明治・大正・昭和前期の著作権切れの書籍や資料を、画像で数多く閲覧できるようになっていて、たいへんに有用です。

ただし、数が多いわりには説明が少ないため、タイトルだけでなく資料の内容(画像)を実際にいくらか見てみないと利用価値を判断できません。また、紙の本に比べて閲覧に時間がかかり、ページの多い書籍は目的のページを見つけるのに手間取ります。画質も実用に足るものとそうでないものがあります。

個人的には地図・地理資料の閲覧に使っていますが、やはりその都度メモをとっておかないと利用しづらいと感じています。それならば、せっかくですのでそのメモを公開し、自分のメモがどこからでも見えるようにするとともに、みなさんと共有していこうという目的でブログを作りました。

なお、中途半端なメモもありますので、その点はご了承ください。

余裕ができたら、地図・地理資料以外の本も読んで感想を書こうと思います。よろしくおねがいします。



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2012年1月1日日曜日

書籍一覧

これまでに紹介した書籍の一覧です。





開成館模範日本地図…大正時代の旧制中学用地図帳。
京浜商用地図…大正時代の東京・横浜のメッシュ都市地図。広告も豊富。






東京市及接続郡部地籍地図(上巻)…大正元年の東京市とその周辺の地籍図。おすすめ。
東京市及接続郡部地籍地図(下巻)…大正元年の東京市とその周辺の地籍図。おすすめ。
東京市新市域不良住宅地区調査… 新市域における不良住宅の分布や実態についての統計資料。




















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